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叔父さんと僕(オヤジ編)
エピローグ・その7

■第四章〜すれ違い(九龍編)〜

それからずっとお父さんは、俺を見るたびに眉根を寄せてる。
見るのも・・・・嫌なのかな・・・・・。

いつからだろう?お父さんに嫌われてたなんて、気づきもしなかった・・。

何度も、謝られたけど・・・何も言えなかった。
良いよ、言わないでいいよ。そんな、苦しそうな顔をして、謝らないで良いよ・・。
もしかして、子供の頃から・・・思いたくないけど・・・でも考えてしまって、すごく怖くて堪らなかった。
本当は、俺・・・・どうでもいいから置いて行かれたんじゃないかって・・。
小さいとき、叔父さんに預けられたのは仕事のためだって聞いたけど。
本当は・・・・。

本当は・・・・。

違う!

・・・・・違う、よね・・・?

「お父さん・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
聞こえてないのかな・・・?
それとも・・・、もう・・・話したくもないのかな・・・?
そういえば、日本を出る時だって・・「行きたくない」って行ったら・・冷たい声で怒られた。
そんな風に言われたのは初めてで、やっぱり・・・嫌われてるんだな・・・って・・。
背を向けたお父さんの、大きな背中を見た。
後少し、すぐそこの建物に入っちゃったら・・・・お別れだって言われた。すごく・・・ぎこちない風に。
わかった、って答えたら、「そうか」って言っただけで・・・・ずっと何も言ってくれない。
何が悪かったのかな・・・?
叔父さんを・・・呪いにつかせてしまったからかな?
それともずっと前から・・・かな?
怖い。
何もかもが怖い。
胸が痛くて怖くて、身体が動かなくなる。
叔父さんのこと。
お父さんのこと。
考え過ぎて、判らなくなって、泣きたくなる。嫌だ・・・嫌だよ、どうしたら良いんだろう?
叔父さんを助けたら、見なおしてくれるかな?
好きになってくれるかな・・・?

「あら、九龍・・・どうしたの?」
「お母さん・・・」
「お父さん行っちゃった?」
「うん・・・」
お母さん、久しぶりに会う。すごく元気そうで良かった。
でも、お母さんにも・・・嫌われてるんじゃないかって考えてしまうのがあって、すごく緊張する。
前はどうやって話してたんだっけ・・・?わからない。
「九龍、あんた大きくなったね」
「うん・・・」
「それにやたらと・・・可愛くなったわね」
「・・・・・・・・・・・・・へ?」
えっと・・・・えええっと・・・・。
「お母さん・・・・」
何て言ったら良いんだろう?
というか、なんと言うか・・・可愛いって・・・え・・?叔父さんみたいだよ?
「ちょっとー!見てみてみてみてー!!!!皆集合ー!」
急にお母さんが、手をバシーーンと打ち合せて音を立てたのでびっくりする。
「な・・・何・・・?」
びっくりしてたら、背後の扉の方からすごいたくさんの足音が聞こえて振り向くと、そこには沢山の外国・・・って、エジプトにいるんだから俺のほうが外国人なんだっけ?とりあえず、身体の大きな男の人がいっぱいこっちを見てた。俺のこと指差して、お母さんに何か言ってるけど・・・全然判らない。
何がどうなってるんだよー!もう、ぐちゃぐちゃしてて判らないことばかりで、しかもトドメにこれじゃ・・・もうッ!泣きそうになったとたん、大きな手が迫ってきて咄嗟に目を閉じた。
ぶたれる・・・ッ!?
「・・・・・・え?」
上を見上げると、大きな手が目に入る。
頭の上に手を置いて、優しく撫でてくれる人。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「九龍、その人はお母さんの同僚の日本人よ。日焼けしてそう見えないかもしれないけど」
「・・・・・」
「無口だけど、子供好きだから、何かあったらそのおじさんに言いなさいね?」
「うん・・・・」
じーっとこっちを見てくるおじさんは、何も言わないで頭を撫でてくれている。
身長とか、体つきとか・・・叔父さんと同じくらいだ・・・凄いなぁ・・・。体鍛えてるのかな・・?
「初めまして・・・葉佩九龍です。よろしくお願いします」
おじさんは何も言わないで頷いて、建物の中を指差した。
入れってコトかなぁ?
周りの男の人達も、中に入っていくけど、しきりにこっちを振り向いて見てくる。
入りなさいってこと・・・なんだろうなぁ・・、お邪魔しますー!
家の中はかなり広くて迷いそうなくらい入り組んでそうだった。
「九龍、暫くここで生活するのよ」
きょろきょろ見てたら、背後からお母さんがそう言った。
「・・・・お父さんは・・?」
「協会の部屋に泊まるんじゃないの?何も言わなかったしね」
「何も?」
「あんたを頼むって言っただけよ。まぁ事情は聞いてるけどね」
「え・・・知ってたの?」
お母さん・・・、怒ってないのかな?
お父さんみたいに・・・。
恐る恐る見上げると、お母さんは・・・・すごく楽しそうに笑った。
「あはははは!そんなに心配そうな顔をするんじゃありません!」
むぎゅぅ〜と頬っぺたを引っ張られて、慌てて背後に逃げた。
「わッ!お、お母さん・・・?」
「あんたは、お父さんにそっくりね。変なところで心配性」
「似てる・・?」
「ええ、似てるわよ。あんなアバウトな義弟に育てられたのに・・・、やっぱり遺伝かしらねぇ・・」
義弟・・?あぁ、叔父さんのことかぁ・・・。
でも、アバウトってなんだろう・・?
「あば・・・?」
「大雑把って意味かな?わからない言葉は、ノートに書き出して覚えなさい。てっとり早いから」
「うん、判った」
うぅ、真面目に勉強しなきゃだ。ハンター試験だってテストあるし・・。

あ・・・・そうだよ。そうだよね!

お父さんのこととか、叔父さんのこととか・・、考えると悲しくて泣きたくなるけど、今は勉強をしよう。
遺跡のこととかも、お母さんは専門家だから詳しいし、さっきのおじさん強そうだったし、ほかの人も強そうだし。強くなるために、教えてもらうのも良いかも・・。
それに今、ぐちゃぐちゃしてて混乱してるから、落ち着くまでこっちの言葉を覚えたりとかしよう。
そうしよう。そのほうが、きっとずっと、良い。
「よっし!がんばるぞー!」
拳を振り上げて、おー!って叫んだら、お母さんはお腹を抱えて笑い出した。ど、どうしたのかな・・・?
「・・・・・・あんた、その辺は私にそっくりね」
「え?そうなの?」
「九龍、下を向くより、前を見据えなさい。どんな時でもね」
「前・・・」
「良い?お母さんと約束ね。負けないって、約束」
負けない・・?何に・・・?
「何?って顔ね・・・・うーん、全部よ全部。勝てなくても全力でやりなさいね」
「うん、判った」
「それで後悔をしたとしても、無駄じゃないわ、何一つ」
お母さんの考え方、叔父さんのに似てる気がする。試験落ちたとき、叔父さんは・・・言ってくれた。

『自分を惨めに思ったり、ダメな人間だとか思って落ち込むより、それをバネに這いあがったほうが、時間も得だ』

何事も、全部、無駄なことなんてないって・・・言ってた。

そうか・・・そうなんだ・・。
怖くて、小さくなってた心が、目覚めたみたいになった。
目が覚めたって言うのかな・・?
お父さんのこととか、叔父さんのこととか・・・、考えると、苦しい。助けたい、嫌いにならないで欲しい・・・とか、そればっかりぐるぐるしてるんだ。
自分のせいって、何度も何度も、自分の声で聞こえてきて、苦しくて。
・・・どうしてこんなに力がないんだろう?とか、考えてしまって落ち込んで。
だけど、そんなことを考えて落ち込んでいる間に、這い上がろう。
そうだよね・・?叔父さん・・・。

「お母さん」
「ん?」
「ありがとう」
「・・・・・・・・・・ッ!く、九龍・・・・あんたね・・・」
笑って御礼を言いたくて、言ったのに・・・どうしたんだろう?
お母さんが言葉に詰まって、「あー」とか「うー」とか、百面相してる。
あれ?他の人も皆こっち見てるし・・・。
「お、お母さん!あの、なんかみんな、見てるんだけど・・・」
「え?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あぁ、背景よ!背景!モブ!」
「モブ?」
「あーもう、良いから!あんたは、3階のお母さんの部屋の隣ね。2部屋しかないからわかると思うけど、荷物部屋になってるから全部外に出して掃除しなさい!」
「わ、判ったー!」
どうしてか、追いたてるみたいに3階に行かされた。急にどうしたんだろう?
不思議に思いながら、部屋に移動して・・・物凄く汚い自分の部屋になるところと、ついでに散らかし放題のお母さんの部屋を大掃除して疲れて眠った。


それから毎日、色々なことがあって楽しかった。
初めは遠くから伺うみたいに見てたお母さんの同僚さん達とも仲良くなって、色々なことを教えてもらった。皆すごく強くてびっくりした。
色々なことを知ってるし、叔父さんに教えてもらえなかった体術とかも教えてもらった。
本当に軽くしか教えてもらってなかったみたいで、どうしてなのか未だにわからない。
「うーん・・・・わかんないなぁ・・・」
「・・・?」
「あ、えっと、独り言!」
「そうか・・」
うん、と頷いて誤魔化すように笑いかける。
このおじさん・・・、お母さんの同僚で日本人の名前は啓介さんって言うんだけど・・・、お母さんが発掘現場に篭ってるときはいつも傍に居てくれる人で、無口だけど優しい人だ。
啓介さんは、意外と若くて、叔父さんより6歳も若い。でも見かけは同じくらいに見えてしまう・・。叔父さん、実は若々しかった・・のかなぁ?
お父さんも、かなり若く見えるけど・・・って考えて、気が沈んでくる。
そういえば、もう随分あってない。
こっちに一緒に来て別れたとき以来、一度も・・・・・会ってくれない。
毎日、本当に毎日、色々沢山のことを勉強したり覚えたりしてるから、それが楽しくて忘れてるけど・・・。ううん、忘れてるんじゃなくて、考えないようにしてるんだろうな・・。
だって考えると・・・・・・心臓が・・・胸が痛いから・・・。
「九龍」
「・・・えっ!な、なに?」
「ロゼッタに行くことになったらしい、一緒に来るか・・・?」
「協会に・・・?」
「見つかった遺跡には、秘宝がまだ手付かずであるかもしれないそうだ」
そうか、結構危険な遺跡でもあるのか・・。
ロゼッタ協会は、遺跡を探して秘宝を手に入れるだけじゃなくて、遺跡の保護とか、お母さんがやってる遺跡の発掘調査の手伝いとかもしているらしい。秘宝がまだある場合、危ない団体さんから狙われたりとかもするんだって。
「付いてっていいの・・・かな?」
「あぁ・・・」
あれ・・・?でもお母さん、協会には勝手に行くなって言ってたような・・・。あぁ、でも啓介さんが一緒だから良いのかも。それに行きたいって思う。

――お父さんに、会えるかも・・・しれないし。
会えなくても近くまで行ったら、姿見えるかもしれないし。
でも・・・。

でも、嫌がられたらどうしよう・・・。

「九龍、行くぞ」
「・・・・・・・・・・・・・・うん」

でも、ちょっとだけでもいい。会いたい。
会って話をしたい。嫌われてるかもしれない・・・なんて、考え過ぎだよ、きっと。
大丈夫。お父さんは優しいから、きっと・・・嫌な顔なんてしないはず!
うん、考え過ぎは良くない・・・よね。よっし、色々見てこようっと〜!
ちょっとわくわくしながら、車に乗りこんだ。


「大きいトコだなぁ・・・・・・」
協会は想像していたよりもずっと大きかった。なんか、ちょっとした体育館みたいにも見える。
中に入ると、人が沢山居た。色々な国の人達が、忙しそうにしている。
正面の受け付けみたいなところに綺麗なお姉さんが居て、眼が合ったのでお辞儀するとにっこりと微笑んでくれた。
挨拶をして、啓介さんについて階段を上っていく。
「俺はあそこに用がある。九龍はここで待っていろ」
「はい」
3階のところで、そう言われたから頷いて、更に奥の階段を上っていくのを見送る。
ここで待てって・・・ここ、何だろう?変なところだった。
待合所みたいにも見えるけど、正面にあったところよりも小さくて、何より人気がない。とりあえず置いてあるベンチに座って、辺りを観察した。
こっちの字で案内を書いてあるから全然判らない。言葉なら挨拶とか簡単な言葉ならわかるようになったんだけどなァ・・・。
でも本当、人が居ないところだなぁ・・・。遠くの方で人の声がしてるけど。
あれ・・・・?
「お父さん・・・・?」
今少し見えた人影・・・。
今居る待合所みたいなところから右に曲がった通路の奥の部屋・・・、俺が座ってるベンチから少し見えてる。そっと立ちあがって、その扉に近づいた。
「あ、やっぱりそうだ・・・」
こっちに背を向けて立ってる人は・・・お父さんだった。
扉の向こうは別の建物に続く廊下みたいで、この扉で区切られてるらしい。
別に部屋でお仕事とかじゃないなら・・・良いよね、話しかけたって。
「おと・・・・」

「すべてはあの子のせいなんだ」

え・・・・?誰かと話してるのかな・・・?
でもあの子って・・・・?
嫌な予感に、手を握り締めて耳を澄ませてみる。

「九龍のせいで、あの探索は失敗だ」

おれの・・・・せいで・・・?

「呪いを解くことが出来なければ、あいつは衰弱して・・死んでしまう」

・・・・・・ッ!

「九龍のせいだ・・・・忌々しい・・・何故あれが俺の息子なんだか」

忌々しい・・・って・・・・・。

「あの子が呪いにかかれば良かったんだ。そうすれば今ごろ秘宝は手に入ってただろうに」

聞きたくない・・・ッ!

「邪魔にしかならないというのに、小五郎も酔狂なことだ。バディになんざするから、こうなったんだ」

俺が悪いんだ・・叔父さんを悪く言わないで・・・。

「あの子・・・九龍は役立たずの人形だ。俺は・・・俺はあの子が心底憎い」

ニクイ・・・。

お父さんが、背を向けたまま誰かと歩いていったのを・・・、凍りついたまま見送った。
いつのまにかに、座りこんでて、全身に力が入らない。
心が凍ったままで、意識がどこか遠くで自分の状態を把握してる感じ・・・。

喉が痛くて、何だが重い。
周りが見えない。

「九龍?」

急に声をかけられて、慌てて振り向くと啓介さんが膝をついてこっちを見ていた。
俺を見たとたん、眉を寄せた。

・・・ッ!そんな眼で・・見ないでッ!

顔をそむけて、逃げようとしたけど・・・動かない。
言うことを利かない身体に、更に焦ってきて。

怖い。

怖い、怖い、怖い・・・ッ!

「・・・かわいそうに・・・」

引き寄せられて抱きしめてくれたけど・・・・苦しい。
いやだ・・・優しくしないで・・・・。放っておいて・・・・。

優しさが怖い。
温もりが怖い。

怖くて、怖くて・・・・・。
震えが止まらない。

「――――ッ」

苦しいよ。

憎まれてるなんて・・・・思っても、いなかったから・・・。
嫌われてても、頑張ったらって思ってたのに・・・・憎まれてるなんて・・・、そんなのないよ・・。

俺が悪かったんだ。
俺のせいなんだ。

叔父さん・・・・死んじゃうかも・・・?
俺のせいで・・?

全部、俺のせい・・・?


どうして、生きてるんだろう・・・?

死んでしまいたい・・・。

消えちゃいたい。

いらない、俺なんて・・・いらない。

「・・・・・い・・・・・らな・・・い・・」
「九龍・・・」
「ごめん・・・・なさ・・・い・・」
「・・・・・九龍・・・」

身体中震えて、力が入らなくて、何をされているか判らなかった。
冷たい何かを、右腕に感じて、目を開けてみようとしたけど・・・涙で見えなかった。
カシャンと固い何かが地面に落ちたみたいだけど・・・、判らない。

もう、どうだっていい・・・。

「く、九龍ッッ!!!」
「・・・・・ッ!」

叫ぶみたいな大声に、身体がびくっと震えた。
・・・・この声、お父さんだ・・・。
さっきの声を思い出して、動けないまま身体中強張って、振り向けない。

「九龍から離れろッ!!!!」

さっきみたいな、冷たい声じゃないけど、聞きたくない。
もういいよ、嫌いなら、憎いなら、放っておいてよ・・・。

「何の用ですか?・・・葉佩さん」
「お前こそ、誰だッッ!!く、九龍をどうするつもりだ!」
「俺は葉佩さん、九乃香さんの同僚です。九龍・・・・貴方の息子さんの面倒を頼まれてます」
「九乃香さん・・・だと!?な、馴れ馴れしい・・・ッ!そ、それより九龍から離れろ!」
怒鳴り声が大きくなっていく。
どんどん息ができなくなっていく。苦しくてたまらない。
「九龍は、貴方と話したくないそうです・・・」
「なッ!」
「突き放しておいて・・・」
「な、何の事だ・・・」
「・・・・可哀想に・・・」
啓介さんが労わるみたいに撫でてくれた。
それすらも遠くて、ぼんやりと目の前のやり取りを眺めてた。

・・・俺が居ないところでは・・・あんなこと言ってたのに・・・。

お父さんの優しさなのかな・・・?
一応、子供だから・・・?
啓介さんが居るから・・?

いいよ、もう・・・隠さなくて。
判ったから。

啓介さんの背中に隠れたまま、ぎゅっと背中にしがみ付いた。

もう放っておいて、お願いだから。

「九龍ッ!こっちに来るんだ!」

上辺だけでも・・・子供として見てくれてるのかな・・?

「何してるんだ、おいで」

『心底憎い』

「九龍・・・?」

「・・・・・・かない・・・」

「くろ・・・」

「行かない」

無理しないでよ、お父さん・・・。
これ以上、傍に居て、負担になりたくないんだ。
これ以上、憎まれたら・・・・・きっともう・・・壊れてしまう。
何もかもが全部。

「さようなら・・・お父さん」

「九龍ッ!?」

もう、見えないところに行くから。
目に入らないところに、行くから。
我侭も言わない。
何も喋らない。
邪魔になんて、絶対にならないから。

だから・・・、だからだからだから・・・・。

ちょっとだけでいいから・・、赦して欲しい・・・・。

「九龍ーッ!!」

お父さんの呼ぶ声が叫んでるみたいに聞こえたけど。
耳を塞いだ。


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