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*この話は『黄龍モード』前提の話です(ネタバレ含みます)*
迷い子の探しもの
序章(4)


相変わらず電気をつけていない室内は暗い。窓から若干差しこむ明かりで誰がどこに居るかは判る。
「遅いですよ、皆守君。何時まで阿門様を待たせるつもりですか」
「色々あったんだよ」
答えてから扉の近くにある棚に背を持たせる。傍観する構えだ。
それを見て神鳳は目を細めるだけで、すぐに葉佩へと視線を返した。
「葉佩君、こちらへ」
「うん・・・・あの・・」
「なんでしょうか?」
「なんでこの部屋真っ暗?明かりつけない?」
葉佩の言葉に一瞬場が静まった。
(本当・・・直球だな・・・)
素直な性格そのままにまっすぐに疑問を口にした姿に、笑いを堪えながら言う。
「明かりをつけないのには理由がある。・・・・そうだろう?」
「ええ、それはね、中にアタシ達が居ることを隠す為・・・・と言いたいけれど・・・・」
双樹は胸の前で腕を組んで考えるように呟いた。
「皆守はともかく、この時間帯にアタシ達が中に居ることは当然のことよね・・?秘密の会合の時なら判るけれど・・。改めて考えたこともなかったわ」
「節約のためですよ・・・・・とでもしておきますか?阿門様」
「・・・・・そうだな」
重々しく頷いた阿門に、神鳳も頷いた。
(・・・・・・・・・・・・ちょっと待て・・・つまり・・?)
「まさか、部屋が暗いことには理由はないのか?」
「とくにない」
皆守の疑問に答えたのは阿門だった。
「つけろよ、明かり。目が悪くなるだろ」
「いえ、このままで。今は誰かに見られるわけには行きませんし・・・。まぁ、さすがに普段、文字を書く時や文書を読むときはつけますが、明るいのは落ち着きませんので」
「うむ」
「なんでしたら蝋燭は構いませんが・・・」
「蝋燭かよッ・・・・はぁ、もう良い・・・」
皆守は疲れたような溜め息をつき、懐から新しいアロマを取り出し火をつけた。
暗い部屋にそこだけ明かりが灯る。
「オレ、あんまり暗いの好きじゃないんだけど・・・・」
葉佩が皆守を見て、呟いた。阿門の正面のソファーに座らせられた葉佩は、阿門の対比で更に小さく見えた。
「おや、そうなんですか?」
「あら・・・・暗い所が怖くてもなれるものなの?」
「えっ?」
神鳳と双樹にほぼ同時に言われて葉佩は戸惑ったような声を上げた。
それに対し2人はんこやかに微笑んでいるままだ。
「まぁ、誰にでも苦手なものはありますし」
「フフッ。そうなの?トレジャーハンターさん?」
「ええええっ!?」
「なッ!?こいつが・・・か?」
双樹の言葉に驚いたのは言われた葉佩と、皆守の2人だけだった。
「どうやら、図星のようですね」
その言葉に反応を試すために言ったのだと気付く。
「ちッ!・・・・カマかけたのか?」
「えぇ」
「何故こいつが《宝探し屋》だと判るんだ?俺にはこいつがそうだとは思えないんだが」
「えッ!何それ、俺が《宝探し屋》だとおかしいってことかッ!?酷いッ!」
「・・・・・自白するなよ・・・・アホ・・」
本人からそう言われて溜め息をついた。
「隠す気も偽る気もないのか・・・おまえは・・」
「あッ!・・・・・・あははは・・」
虚ろな笑いを出して誤魔化そうと慌て出す葉佩を見て神鳳は楽しそうに目を細めた。
「別に確信していたわけではありません。葉佩君を見て気付いたわけでもありません」
「なら、なんで・・・」
「フフッ・・・簡単な話よ、皆守。当初・・そうね、8月、だったかしら?この学園に9月から転校してくるって連絡が来て、その書類に書かれていた名前が・・・・」
「葉佩九龍だった、ということです」
神鳳の言葉に眉を潜め、葉佩のソファーの背後に歩み寄る。
「・・・・くるはずだった?」
葉佩の斜め後ろ、顔が見える位置に立ち伺う。
(おいおい・・・・何見てんだよ?)
葉佩はどうやら何かに気を取られたようだ。正面をじーっと見ている。
(阿門を見てるのか?)
「9月に転校してくる前に行った手続きや編入試験を受けた者の男子生徒の名前が葉佩九龍だった。ですが・・・実際に転校してきたのは――」
「緋勇龍麻・・・だった」
神鳳の言葉を阿門が続け、葉佩を見つめた。
一見にらみ合っているように見えるが、葉佩の視線は若干上にそれている。
「今のところは書類不備ということになっていますが、緋勇君と葉佩君・・・2人には共通点が少な過ぎます。葉佩君を実際目にして更にその思いは強まりました」
「えぇ・・・・書類不備の同一人物とするにはね・・・あまりにも『不備』が多すぎるわ」
「共通しているのはエジプトからの帰国子女で日本人血液型くらいですね・・・。身長と体重すらかなり誤差があります」
神鳳の言葉に緋勇の体型を思い出す。
「身長、体重か・・・そうだろうな。緋勇は俺よりも数センチ背が高い、細身だが筋肉ついてるみたいだから体重もそれなりだろう。葉佩は・・・・・・・・・・・・・、チビだし、痩せこけてるしな」
「なッッ!ち、チビってッ!」
葉佩は瞬間沸騰したかのように赤くなって立ちあがり、こちらに向かって蹴りを放ってきた。軽くかわす。
「避けるな〜ッ!」
「あたるかよ、そんななまくら蹴り」
「うーッ!このッ!えいッ!」

「こんな暗い所で暴れないで下さい」

きつい鋭い声に動きを止める。
「ご、ごめんなさい」
「・・・ちッ」
(神鳳を怒らすと、後々厄介だからな・・・・)
葉佩は素直に頭を下げると、ソファーにちょこんと座りなおした。その腕を置く場所に腰掛ながら、アロマを吸い込んだ。
「フフッ・・・素直な子は好きよ」
「素直なのが一番ですね。夷澤だとかいう補佐に見習わせたいくらいです」
「そうね、生意気だものね」
「おまけに口も軽いですし」
「金魚の水替えも下手よねぇ・・・・」
「金魚・・・?」
葉佩は双樹の言葉を聞いたとたん、きょろきょろと部屋を見渡した。部屋の隅の棚の上に金魚を見つけるとじっとそれを凝視した。
「この前盛大に水がこぼれてましたからね・・・。それで、続きですが・・・葉佩君、聞いてますか?」
「あッ・・・はいッ!」
(今度は金魚か・・・・)
どうやら興味があるものをじっと見てしまうタイプらしい。
(阿門を見てたのは、団子頭か、血管・・・・だろうな)
「書類上の不備は、身長、体重、本籍地の違い。誕生日、名前。写真は2人とも最初から省略されてました」
神鳳は手元に持っている書類を読み上げ、阿門に渡す。
「緋勇は東北地方出身なのよね・・・・、葉佩は九州ってなってるわ」
阿門の手元を擦り寄って覗きこみながら言い、神鳳も頷いた。
「えぇ・・・。全てにおいて違いがありすぎます。そのことから考えても書類の違いは不備ではなく、すり替えられたと考えられます」
「すりかわった?・・・なら、こいつが《宝探し屋》だと考えが行かないんじゃないか?何も関係のない転校してくるはずだった一般人とすりかえられたかもしれないだろ。まぁ、最も、こいつが自白したわけだが・・・」
「え、えーっと・・・」
葉佩はその言葉に俯いて困ったとでも言うように頭を掻いた。
「それについては根拠はあります」
「根拠だ?」
「葉佩君の書類が届いてからずっと背後関係を探ってきました。結局、何も不自然な点は、不自然なほど出てこなかったわけですが・・・」
「ん・・?はいッ!はいはいはーいッッ!」
神鳳の言葉の後に葉佩が勢いよく片手を上げた。まるで教師に質問する生徒のようだ。
「はい、葉佩君」
「不自然な点が不自然なほどって、どういうこと?わかんない」
「・・・・・判りにくかったですか?つまりですね、背後関係・・・つまり、キミの背後の真っ黒な部分を探してみようとして、驚きの白さだったということですよ」
「なるほど・・・スゴイね!」
葉佩は素直に感心したが・・・・。
「・・・・・・どこから突っ込めばいい?」
(頭が痛くなってきた・・・・なんだその例えはッッ!)
「驚きの白さ、か・・・」
重々しい声に、ツッコミを入れようとするのを止める。阿門が顎に手をかけて、口元に少し笑みを浮かべていた。
「阿門様?」
双樹も何を言うのか気になったのか、阿門の顔を覗き込んだ。
「なるほど・・・上手く言ったものだ・・・」
「誉めるのかよッッッ!!!!」
「さすが阿門様」
「お前もかよッ!」
思わずバランスを崩し、葉佩の方へ倒れ掛かりながらツッコミを入れる。
「うわぁっ・・・・重いってばッ」
「あ、あぁ・・・悪い」
体勢を整えて、座りなおし、アロマを新しいものと交換しつける。
(・・・・疲れる・・・)
「皆守君。何やら疲れてますね」
「皆守は・・・・腰が、ね・・」
「あぁ、腰・・・ですか」
「暖めると良いそうだ」
「・・・・・・・・・・・・・・・お前ら、真面目にやれ。真面目に」
呆れかえりながら言うと、向かいのソファーに並んで座る3人のうち、神鳳と双樹は驚いたような顔をした。
「明日は雨ですか・・・」
「雪かもしれないわね」
「えー・・・雨は嫌だ・・・」
葉佩が本気で困ったように言い、首を振った。
「・・・・仕方がありませんね、雨が降る前に進めます。葉佩君の書類の出所は妙なところは一切なかったわけですが・・・、前の学校の評価、素行等はまったくと言って良いほど個性はありませんでした」
「緋勇のものもか・・・?」
「えぇ・・・それともう一つ、保護者の欄に書かれている後見人は葉佩君と緋勇君共に同じ方でした。そちらも調べましたが・・・、不自然な点は見当たらなかったようです。恐らく雇われた方でしょう・・・」
「成績表と、部活入部届は、転校寸前に送られて来てるわね・・・へぇ、緋勇は剣道部に入ってるのね」
「なんでも『打倒サル』とか言ってたらしいですよ。サル・・・何かの隠語でしょうか・・・」
「サル・・・・?そういえば、ラーメン食ってた時も言ってたな・・・」
「サル・・・?ラーメン?」
首を傾げた葉佩はそのまま考えるように腕組みをした。視線が集まる。
「んんん・・・・?あ、えっと・・・・何もないです」
「そうですか?本当にないんですか?」
「ないデース!」
「では話を戻しますが・・・。不備ばかりの書類そして現れた本来転校してくるはずだった《転校生》・・・何か関連していると思う根拠にはなるでしょう・・」
神鳳はそう言い終え、阿門に続きを譲るように立ちあがり下がった。双樹もそれにならう。
(ここからが本番、ってことか・・・)
最初から打ち解けたような雰囲気で葉佩の警戒を解き、口を割らせる・・のが目的なのだろう。
阿門が皆守を見つめる。
「・・・・・・・」
視線で、そこをどけと言われ立ちあがり神鳳の横に移動する。

「まずは聞こう。葉佩九龍――お前は何者だ」

「もう言っちゃったからいいか・・・、《宝探し屋》だよ」


葉佩は阿門の視線を真っ向から受けながらも、怯まずに答えた。
度胸はあるのか、普通の人間ならば竦む阿門の視線を受けても恐れる様子もない。
「ほう・・・それは間違いなく、真実か?」
「うん。本当・・・・でも、証拠はないから見せられないけど」
「証拠がない?」
阿門の言葉に、葉佩は辛そうに眉を寄せた。何かを言おう、口を開くが・・・躊躇ったように閉ざす。
「・・・・・・まぁ、いい。お前の名前に偽りがないのならば、な・・」
葉佩は阿門を無言のまま見つめている。
「堂々と名乗ったお前に礼を持って返すべきだな・・・。俺の名は、阿門帝等。この天香学園の生徒会長を務めている」
「では我々も改めて名乗りましょう・・・。僕の名前は神鳳充。生徒会では会計を務めています」
「フフ。あたしの番ね。あたしは双樹咲重。生徒会では書記を務めているわ・・・よろしくね。それで・・・次はあなただけれど・・・」
双樹の視線は、どうするのかと問い掛けるものだった。
それと目を合わせ、阿門を見た。
(俺にも名乗れってことか・・・・?)
「皆守・・・・お前の好きにするといい」
阿門の言葉を受け、葉佩を見る。
葉佩は、こちらを真摯な眼差しで見つめ返してきた。
(こいつが書類通り《転校生》としてここへ来ていたのなら・・・、こいつを監視してたことになるんだよな・・・)
この学園で生活をしながら、傍で・・・。
「・・・・・ちッ・・・面倒だから、そっちで勝手にしてくれ」
頭を振り、想像を追い払い、アロマを吸いこんだ。
「いかがなさいましょう?阿門様」
神鳳が阿門に聞いた瞬間、葉佩が再び勢いよく手を上げた。
「・・・・はいッ!ハイハイハーイッ!」
「どうしました・・・葉佩君」
「判った!あてるあてるッ!」
「別にクイズをしていたわけではないんですが・・・・」
「フッ・・・面白い、当ててみろ」
阿門の返答に驚きつつ葉佩を見る。
葉佩は目を輝かせて、ビシッとこちらを指差して言った。
「皆守さんは、生徒会の専属カレー屋さん!」
「・・・・・・・・・・・・・アホかッ!!!」
「え?違った?じゃぁ・・えっと、会長さん、会計さん、しょきさんだから・・えっと・・あ、しょきって何する人?」
「・・・・・・・・・・・・・・・会議の議禄・・・内容を文字にする役だ・・。漢字は物書きの「書」に記すという字だ」
「なんで漢字がわからなかったってわかるんだろう・・・不思議・・・」
「・・・・以心伝心か」
「まぁ・・・素敵ね、以心伝心」
「通じ合ってるんですね・・」
「・・・お前らは黙ってろ」
ズキズキと本気で頭痛がしてきた額を抑えた。
「しょき・・、書記さん・・・・か。へへッ、わかったぞぅ〜!」
「言ってみろよ。くだらない答えだったら蹴るからなッ!」
「皆守さんは、ズバリ!生徒会副会長ッ!」
「・・・・・・・・・・・・ッ!!!」
再びビシッと指差され、当てられて絶句する。
「凄いわね・・・当てたわよ」
「ほう・・・やるようですね」
「勘は良い・・・ということか」
外野3人の言葉に、当たったことを確信した葉佩は「やったーッ!」と万歳をした。
「ヒントがあったからだろ・・ッ!」
「うん。そうなんだけど・・・でもなぁ・・・ちょっとがっかり」
「はぁ・・・?」
「おでこ普通」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・阿門、話の途中だろ」
「額がどうかしたのか?」
「蒸し返すなッッ!・・・・って・・・おい・・・なんだ」
いつの間に近くに来たのか、目の前に葉佩が立っていた。
そっと手を伸ばして額に葉佩の冷たい手を置かれる。
「・・・・・葉佩?」
「やっぱりない」
「はぁ?」
「血管ない」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッ!!!アホッ!」
「うぎゃッ!」
思わず足を振り上げ、思いきり腹に蹴りを入れる。葉佩は正面からそれを受け、吹っ飛ばされて床に転がった。
「痛ッ・・・・・うぅ・・」
(そういや肋骨・・・・ッ!)
「お・・・おいッ」
慌てて助け起こそうとすると、それよりも先に傍らから誰かが素早く移動した。
「厳十郎か・・・遅かったな」
「申し訳ありません、坊ちゃま。・・・こちらが、葉佩さんですね?」
「あぁ・・・」
千貫は阿門に目礼し、葉佩の横に膝をつき助け起こしてやる。
「うぅぅぅぅ・・・・痛いぃー」
「・・・大丈夫ですかか?」
「葉佩はろ・・・」
「葉佩君は肋骨を負傷しています」
「なッ!?なんで知ってんだッ!」
神鳳の言葉に眼を見張る。葉佩も驚いて神鳳を見ている。
「ふふふ・・・なんででしょうかね・・・」
「肋骨に怪我してることを知ってて蹴り飛ばしたの?酷い男ね」
「・・ッ・・・」
「これは・・・酷いですね・・」
葉佩の着ているジャージの下に着込んだ紫色のシンプルなTシャツ。勿論、皆守が貸したものなのだが、それを捲り上げて千貫は患部を診ていた。その背後から覗き込んで、罪悪感に駆られた。
(・・・・・・さっきよりも、鬱血してるな・・)
「ふむ・・・繋がりかけていた肋骨が、今の蹴りで再び折れた感じですね」
「・・・・・・・・葉佩・・・」
謝ろうと葉佩を呼ぶと、見上げてきた顔は先ほどと変わらない顔だった。
「あーものすごく痛いなァ〜痛くて痛くて、カレーが食べたい」
「は・・・?」
「へへッ。よろしくッ!」
『気にするな』と言われるよりも気遣いを感じられる言葉に笑顔。
一瞬呆けてそれを見つめた後、口元に笑みを浮かべて頷いた。
「あぁ・・・うまいのを食わせてやる」
「うん!」
「そういや、大和から貰った湿布が・・・あったあった。これを使ってくれ」
「おや、冷湿布ですか・・・ありがとうございます。これでどうにか応急処置はできるでしょう」
「治療は任せた、厳十郎」
「かしこまりました」
葉佩を再びソファーに座らせ、湿布を貼り包帯で固定する作業始めた。
しばしの沈黙を破ったのは阿門だった。
「葉佩。お前に聞いておかねばならないことがある・・・。お前の目的はないんだ?何故この学園へ現れた」
「・・・・阿門さん」
「阿門、で良い」
「じゃぁ阿門、答える前に質問させて」
「なんだ?」・・・
「《生徒会》は緋・・勇さん・・・だったっけ?俺とすり替わった人・・」
「えぇ、緋勇龍麻君です」
「その人・・・《転校生》とは、敵同士、なのか?」
「あぁ・・・そうだ。《生徒会》は《転校生》を不穏分子とみなし、相対している・・・」
阿門の重い言葉に、神鳳も双樹も真剣な表情で葉佩を見つめた。
「そっか・・・それじゃ、俺も敵になるのかな・・・」
「お前の目的は、この学園の墓に眠る秘宝か?」
「そうだって言ったら?」
「後々の災いとなるのであれば、止むえない・・・緋勇共々、排除するまでだ」


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